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2017-08-26(Sat)

バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼

読了。
「バチカン奇跡調査官」のシリーズはすでに14巻を読了しましたが、これまでの
中で特に好きなのは2巻目の『サタンの裁き』と、この『月を呑む氷狼』です。

このシリーズのレーベルはは「角川ホラー文庫」ですし、ホラーやオカルト系
として楽しむのが正しいのかもしれませんが、私は本格ミステリ好きなので
ミステリとして楽しみたい、そして民俗学や神話好きなので、そういった
エピソードが平賀の科学でわざとらしくなく解明されるところを見たい……
という欲求がありまして。
そんな私の気持ちにとてもフィットしてくれる――といいますか、ものすごく
引きずり込まれて満たされて読み終わったのが、『サタンの裁き』と、
『月を呑む氷狼』なのです。



出てまいりました北欧神話! 北欧神話は高校生の頃にはまり、
いろいろと調べた思い入れのある神話です。
そして北欧神話といえば、運命の女神が予言した決して避けられない運命
……神々の黄昏、ラグナロク。
神々がこれまで捕え繋いできた「悪」が解き放たれ、神々に復讐を果たすべく
襲い掛かり、世界が破滅の道をたどるという……。
そんな北欧神話のラグナロクが現代に訪れてしまったかのようなシーンから
この巻の物語は始まります。消える太陽、悪魔の影、一瞬にして氷漬けに
なった部屋、その中の凍死体。果たしてこれは人の仕業なのか、
それとも本当に世紀末、この世の黄昏が来てしまったのか……? 

この巻のエピソードで、ローレンの後任のシン博士がとても好きになりました。
冷たい人物のように感じられていたシン博士ですが、大切な友人を
失った悲しみと自身への怒りから、あのような態度だったのですね。
しかしこのシン博士をも掌の上で転がすように操れるロベルトの
コミュニケーション能力はすさまじいです。人の心の機微が読めない
(というか自身が裏表がなさすぎる)平賀では、絶対にできないことだわ……。

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