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2017-08-20(Sun)

バチカン奇跡調査官 終末の聖母

読了。
今回の舞台は南米。カトリックだけでなく、アステカ文明やオルテカ文明、
マヤ文明といった古代文明が色濃くかかわってきます。
読んでいる間中、FGOのケツァル・コアトル姐さんが頭にちらついて離れませんでした。



新法王を決めるコンクラーヴェのスケジュールから、バチカンを離れられなくなった
上司の名代として、今回は奇跡調査のためではなく、特別大使のようなかたちで
現地を訪れることになったロベルトと平賀。
しかしその式典の最中に、金属製の十字架のオブジェが空中に持ち上がるという
奇跡のようなことが起こり……平賀は、いつものようにマイペースというか
客観的視点というか、曇りなきまなこで科学調査を始めます。
(そして、それが大いに顰蹙をかいます。不敬だ!と。)
ロベルトのとりなしがなければ、絶対科学調査は続行できなかったでしょう。

そういえば、平賀は「日本人」ではなく「日系人」なんですよね。
祖母は日本人ですが、平賀は生まれも育ちも日本――というわけでなく、
たしかドイツで育ったと言っていたような。両親と家庭では日本語で喋っていたので
日本語は喋れるものの、日本語の機微には疎く、ドイツ語やイタリア語や
ラテン語のほうが不自由しなさそうです。
平賀がもしも日本で育っていたら、今の「彼らしい彼」としては成長できなかったのでは
……と思います。二、三回飛び級してますからね。日本じゃそうはいきませんから。

この巻から、平賀のサポート役である情報局研究員が、ローレン・ディルーカから
インド人のシン博士に変わります。シン博士はずいぶんと謎の多い人物で、
どうやらローレンのことをたいそう憎んでいる様子。

平賀の科学調査だけでも、ロベルトの語学力と古代文明の知識と民俗学だけでも
打開できなかった壁を、二人だからこそ道が拓ける。
ラプラスの悪魔並みに途方もない仕掛けでしたが、生贄の新しい意味が
非常に納得できるものでした。 そっか……ヘモグロビンか……。

ほんとうに、古代文明の香り濃いエピソードでした。
うーんFGO、おそるべし……。古代神宇宙人論やら何やら、第七章に登場した
知識が、ものすごく読書に役立ちました。なんて面白い! 
コアトル姐さんすごいなあ。
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