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2017-08-13(Sun)

バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ

読了。狐につままれたような、眩惑される巻。



「誰かが私たちの時間を盗んでいる」
私は日ごろよくよくそう感じるけれど、平賀が「盗まれている」と思ったのは
時間の体感のせいではなく、実際記憶盗人がいるのだから、穏やかじゃないです。
あ、いま、『モモ』を思い出しました。

奇跡は作れる。
そう「知っている」者たちの手による犯行。
やるせない。
その犯行に巻き込まれた、というか、材料としかみなされなかった
無辜の人々の魂が、どうか安らかでありますように……。

平賀の記憶世界がものすごく整然としているのが印象的でした。
彼の内面は膨大なデータがすぐにどこにあるかわかるほど空恐ろしいほどに
整然と、暗号化された番号が振られたうえで整列しているに違いないのに、
彼の家はごちゃごちゃと何に使うかわからない雑多としたもので
あふれかえっているというのが、何ともホッとします。
ロベルトの、どんなところでも自分の居場所を居心地良いように作り変える能力は
平賀にとってまさに魔法のように感じられるのでしょう。
ロベルトの手料理を、心から私も食べたい……。
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